車の塗装の特徴を挙げて説明します

新車を購入するときにはボディカラーを何色にするか決めなければなりません。どのようなクルマでも5種類前後のボディカラーが用意されており、オプションカラーまで含まれると20種類近いボディカラーを用意しているクルマもあります。ボディカラーは好きな色を選ぶことができますが、グレードによっては選べるカラーが限られていた李、別途追加料金が必要な場合もあります。また、ボディカラーによって将来の買い取りの価格が変わってくることがあるのでリセールプライスを気にする場合は無難な白や黒などが良いでしょう。ところで、ボディカラーを大別すると、ソリッド系、メタリック系、パール系の3種類に分けることができます。この3種類のカラーの違いや特徴を知っておくと、ボディカラー選びの参考になるかもしれません。

ボディカラーの基本となるソリッド系

ソリッド系とは、レッドやホワイト、ブルーといった単色のことを言います。シンプルな色合いで塗装がしやすいという特徴があります。その上から透明なクリアーを塗ることが多いのですが、クリアーがない場合は、紫外線などによって経年劣化を起こし、色合いが薄れてくることが多いです。メタリック系はソリッドカラーに微粒なアルミ片を混ぜたもので、光にあたると美しく輝きます。アルミ片をコーティングするために必ず最後にクリアーを塗ります。パール系はメタリック系と同様にソリッドに微粒な石の雲母を混ぜたもので、最後にクリアーで保護します。色合いは淡い真珠のような輝きを放ち、非常に高級感があります。キズを付けてしまい、ボディカラーを塗らなければなら無くなった場合、メタリックやパールは難しく、その分費用も高くなる可能性があります。

何層にもコートされ錆や色褪せにも強いボディカラー

自動車のボディカラーにはソリッド、メタリック、パールのいずれの場合も何層にもなっています。最初に防錆のための特殊な塗装を行います。次に下地のための塗装が施されます。これによりボディの凹凸を無くし平らな面にさせることができます。またカラーの食いつきを良くする効果もあります。この下地がきれいに施されないと、綺麗な輝きを手に入れることができませんし、カラーが下地ごと剥がれてしまうという可能性すらあります。下地の上にカラーが塗られます。さらにその上からメタリックやパールが上塗りされ、最後にクリアー層が塗られます。このようにボディカラーは何層にもなっています。層が増えるたびに深みのある輝きとなり、また耐久性もアップします。そのため現代の自動車はワックスがけやコーティングをしなくても10年程度はボディの錆を心配する必要はないでしょう。