車の塗装には色々な種類があります

車のボディカラー塗膜の種類は大別してソリッド、メタリック、パールの3つです。ソリッドは単色のことで、白、赤、青、黄色などの単一の色目のボディカラーの事です。ソリッドはメタリックやパールに比べて塗装がしやすくて安価なのが特徴です。メタリックは塗膜の中の微粒なアルミ片のことで、光に反射して輝きを出す事で高級感を生み出すことが出来ます。また見る角度によってボディカラーの色合いが変化するのが特徴で、ソリッドの中に混ぜて使われます。パールは石のマイカと言われる微細な粒の事です。半透明の膜が何重にも積み重なった構造になっていて、光が当たると角層ごとに複雑な反射や屈折を起こします。これが真珠のような独特な輝きを生み出します。パールもソリッドに混ぜて使われています。

何重にも塗られているボディ塗料

車は下塗り、中塗り、上塗り、そして最後にクリア塗装というように、一度塗りだけではなく4層塗られています。それぞれに重要な役割があります。下塗りはプライマーとも呼ばれていて、塗着に優れています。その為下地と塗料の密着度を高めて剥がれにくくしてくれています。またサビを防止する効果があります。次に中塗りですが、この中塗りはサーフェイサーと呼ばれるもので表面を整えます。衝撃から塗膜を守る効果があり、耐久性向上の為に塗られています。基本的に中塗りと上塗りは同じ塗料が使用されています。上塗りは通称トップコートと呼ばれていて、実際のボディカラーとなる部分です。耐水性、耐熱性、外気環境からの保護に優れたメラニン樹脂が塗られています。最後はクリア塗料で、塗料の保護をしたり光沢を出す為に塗られています。

車を綺麗なカラーで維持し続けるには

何重にも塗り込まれているボディ塗装は、物によっては輝きを出して高級感あふれる外観にしてくれたり、見る角度によって変化を与えてくれて人の目を楽しませてくれたり、ボディカラー自体を守ってくれたりというように、様々な役割、目的があって塗られています。しかしこの塗料は手入れをしてあげなければ剥がれてきます。その為こまめに洗ってあげて下さい。洗う時間帯は曇りの日か、早朝もしくは夕方が良いです。晴天の日に洗ってしまうと、水がレンズのような役割をしてしまい塗料を傷めてしまうからです。また急激に乾いてしまう為、洗剤やコーティング剤がムラになって残ってしまうことがよくあります。洗い終わったら全体の水気を丁寧にそして素早く拭き取ってしまいましょう。水滴が汚れとなって残ってしまうこともあるので気を付けて下さい。